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自分の為の備忘録ブログ。読んだ本やお勉強した本の内容、その時感じた事を綴っています。

【色彩検定2級】色覚説

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私たち人間の、色を見る仕組みってどうなってるんだろう?
様々な研究が行われ、【色覚説(しきかくせつ)】としていくつかの説が述べられてきた……_φ( ̄ー ̄ )


☆【三色説(さんしょくせつ)】
または
【三原色説(さんげんしょくせつ)】
まず、イギリスのお医者さんのヤングさんが考えた。
ヤング👨‍⚕️「眼の中には3種類の光を感じる粒●(←粒のつもり笑)があって、その組み合わせで多くの色に見えてるんじゃない?」

その考えを、ドイツの生理学者で物理学者の【ヘルムホルツ(へるむほるつ)】が発展させた。
ヘルム👨‍🏫「目に入った光は、R、G、Bに反応する3種類の視細胞によって受け取られて、んでそれぞれの情報が脳に伝達されて、色が見えてくるんじゃない?」

→ヘルムさんは3種類の光の波長ごとの反応を示して、明確な理論にした。それが【三色説】!
2人の名前👨‍⚕️👨‍🏫をとって
【ヤング-ヘルムホルツの三色説】とも言う。

加法混色(3級やってないからネットで調べたら、MIXしていろんな色を表現したり、3色重ねると全部の明るさが集まって白になる。ってことらしい)にも基づいているし、
色覚異常も説明できると。

19世紀には3つの視細胞の事わからなかったのにこの説ができたって…すごすぎる( ;∀;)


☆【反対色説(はんたいしょくせつ)】
または
【四原色説(よんげんしょくせつ)】

今度はドイツの生理学者で心理学者の【ヘリング】さん。
上記の三色説で考えた時に、例えば黄色を見た時に赤や緑を感じないし、補色残像として赤をしばらく見た後にぼんやり青緑が見えるのも、説明ができないからって、更に考えた人。
ヘリング👱‍♂️「残像に見られるような反対の色に反応する物質があるんじゃない??」

「赤と緑」 「黄と青」 「白と黒」

この3つのセットを反対色として仮定したのが、【反対色説】なのです!!


…対立する反対色説と三色説…\\\٩(๑`^´๑)۶////

が、その後、錐体が3種類あること、網膜や脳では反対色の応答があることが発見されて、どちらも正しかったと分かったわけですね(=´∀`)人(´∀`=)
今はどちらも取り入れた段階説が採用されてます!


☆【段階説(だんかいせつ)】

網膜の視細胞では三色説。
それ以降では反対色説。
それが、段階説!(=´∀`)人(´∀`=)

一言で言うとそうなるけれど、研究者によってまた考え方に少しずつ違いがあって、段階説にもバリエーションがあるとのこと。
まだ完全には解明されていない、私たちの色を見る仕組み。。


おもしろいですね(=^▽^)σ