Make-haste-slowlyの、アウトプットブログ💐

自分の為の備忘録ブログ。読んだ本やお勉強した本の内容、その時感じた事を綴っています。

【孤独のワイン】イレーヌ・ネミロフスキー著/芝盛行訳

何の気なしに手に取った本。

(海外の方の適当さというかノリが人間的で良いのではないか?ちょっとそういうの覗いて見ようかな。くらいのごく軽い気持ちで)


重たい内容でした( i _ i )


途中から気付きましたが、これ自叙伝に近いのね。

著者はイレーヌさん。

主人公エレーヌさん。


ウクライナだし、調べたら第二次世界大戦らへんのお話。


父が大好きなエレーヌ。(描写からそう推察)

職を失い、出稼ぎに行ったあたりから、株やらに陶酔して狂っていく父。

母親要素のない恋愛に奔放な母。

もらうべき愛をもらえずに育つエレーヌ。

巷の恋愛が理解できない。嫌悪感さえ抱く。

養育係のローズ嬢が、ある種の自死をした事で、エレーヌは復讐に燃える…


賢いエレーヌ。復讐の時を待つ。

母の愛人と、母と、エレーヌの3人暮らし。

そうなるのも、戦争やらのこじれた時代背景が感じられる。


だんだん大人の体に成長したエレーヌは、

母の愛人を表面的に奪い、そして捨てる。


そして父の死。

最愛の父の死。

母が血眼になり遺産を探している間に、エレーヌは愛猫を連れ家を出る。


自由で新しい人生の始まり。。



そんな流れでした。


今時「毒親」も多いし、共感を得る方は多いのではないでしょうか。

時代や人種は違っても。。


そして個人的な感想。

読みづらい。笑


元々カタカナの名前だとこんがらがる私。

訳者の芝さんは、このイレーヌさんの翻訳に2008年から専念されていたそう。

ってことは好きじゃん。と推察。

だとしたら、だからなのか。

わりかし直訳っぽい文章構成で、こんがらがりましたヽ(;▽;)笑


英語は読めるんです。

日本語も読めます。

だがしかし。

日本語で、海外の文体で書かれると、、混乱しました!笑


んま、これは、私の好みです( ;∀;)

これから読んでみようかな⭐︎

あんまり訳とか苦手だな⭐︎

という方の、

ご参考になれば…(狭



平和が1番。

ありきたりな愛は素晴らしい。