【色彩検定2級】視覚系の構造と色〜目の基本構造と見え方〜
網膜には視細胞があって→視細胞が光を感じて、信号を出して→それが脳に送られて→視覚となる。(o_o)
視細胞は均一には存在していなくて。
黒目と白目で、感じている光は違うんです!
その辺掘り下げてゆきましょ!
⭐︎視細胞(しさいぼう)の分布
🎨錐体細胞(すいたいさいぼう)
黄斑っていう、黒目の真裏にあるとこに多く分布してるのが錐体。
特に中心窩に狭く集中してる。
🔦杆体細胞(かんたいさいぼう)
数が多い!錐体の周りに分布。
😵盲点(もうてん)
これ、本当にあるのね!笑
杆体も錐体も分布していない部分=視神経乳頭(ししんけいにゅうとう)
これがいわゆる「盲点」。
盲点があっても、実際は見えないところがないのは、周囲の情報で欠けた部分を埋めているから。
そのことを【フィルイン】という!
⭐︎錐体の波長別感度
黒目の裏に集中してる錐体。
3種類あって、色を識別させている🎨
【S錐体】
【M錐体】
中波長。緑。w-inds.だと龍ちゃん。
【S錐体】
長波長。赤。慶太。
【分光感度(ぶんこうかんど)】
3種類の錐体それぞれの、波長別の感度。
ちなみにその図の曲線のことを、分光感度曲線という。
⭐︎色視野(いろしや)
視線を固定した時に見える範囲=視野。
このうちの、色を検出できる範囲=色視野。
えっ、見えてれば色も見えてるんじゃないの??と思ったんです。
実験してみたら…
見えないんです!!Σ(-᷅_-᷄๑)
図書館の中で視線を固定して、端の方の棚の中の本の色が…
み え な い ! !
明るさは感じられているのに、色はわからない。
これが色視野。
⭐︎明るさに対する視細胞の感度
錐体と杆体で、感度が変わる。
なので、同じ強さの光であっても、波長によって感じ方が異なるのね。
視細胞👀が、
どの波長の光✨に対して、
どのくらいの感度🌡があるのか。
そのことを
【分光視感効率(ぶんこうしかんこうりつ)】
もしくは
【比視感度(ひしかんど)】
という( ̄^ ̄)ゞ
視細胞の感度を表すグラフのことを、
【分光視感効率曲線(ぶんこうしかんこうりつきょうせん)】
または
【比視感度曲線(ひしかんどきょくせん)】
という( ̄^ ̄)ゞ
曲線を見ると、
杆体、暗い場所では507nm(明るい場所で緑に見える光)が最も明るくて、
錐体、明るい場所では555nm(黄緑)が最も明るい。
↑この錐体の方が国際的に標準化されていて、【標準分光視感効率(ひょうじゅんぶんこうしかんこうりつ)】(長い笑)
と呼ばれ、照度はこれに基づいて測られます🌟
長くなるので、続きは第二部で!