【色彩検定2級】照明〜種類別の特性〜
⭐︎ランプの種類
《白熱ランプ》
◎白熱電球
・あたたかみのある黄みから赤みがかった光色。
・演色性高い。
・調光可能。
分光分布…左下から右上に真っ直ぐ伸びる。
◎ハロゲン電球
・白熱電球の一種。
・小型で明るく高演色。
・高級感あり。宝飾店や衣料品、食品店など。
・一般的な白熱電球よりも明るく長寿命。
・赤外線が出ない。
分光分布…途中まで白熱電球と同じで、右下が落ちる(長波長は赤外線に近いので)
《蛍光ランプ》
・白熱電球より寿命が長い。
・消費電力も小さくて経済性よし。
・分光分布…なんかツンツンしたのが出てる(語彙力
蛍光ランプの中の種類↓
◎高演色形
・美術館や博物館の照明に使われる。
・Ra90以上は色評価に使われる事も。
分光分布…ツンツン+山。赤の波長域が多めで、なだらかな山。
◎3波長域発光系
・住宅やオフィスで使われる。
・目が拾う三原色(赤、緑、青)を強く発光=効率がいい。
・演色性も高い。
・省エネ。
・今や蛍光ランプの主流。
分光分布…基本ツンツン、というか全部ツンツン。他の盛り上がりがない。これが効率いいってことね。
◎普通型
・上2つより演色性劣る。
・ただ、安い。
分光分布…ツンツン+山。高演色形と似てるけど、赤の波長域がえぐれたように急降下している。
ちなみに蛍光ランプは、色温度がいろいろある。
お部屋の電球選ぶのによく見る、あれ!
🟦昼光色。1番青っぽい。6500K。
🤍昼白色。自然な色。5000K。
🟡白色。といいつつやや黄み。4200K。
🟧電球色。あたたかみのある色。3000K。
青い方から頭に昼がつく、中間は白がつく。と覚えよう。。
《HIDランプ》
◎メタルハイドランプ
・スタジアムや体育館、デパートなど。
・高効率。
・演色性高い。
・大光量。
・光色も色温度もさまざま。
◎水銀ランプ
・公園や道路、倉庫の照明。
・白熱電球の3倍の発光効率。
・寿命も長くて良かったが、今は他のHIDランプの方が性能がよく、使われている。
◎高圧ナトリウムランプ
・ホテルのロビーやスポーツ施設、道路など。
・長寿命で高効率、大光量。
・経済性もいい。
◎低圧ナトリウムランプ
・トンネルの中の真オレンジな、あれ。
最新😊〔LED〕
・寿命が数万時間。蛍光ランプより約10倍長い。
・赤外線や紫外線がほとんど出ない。
・美術館や、温度管理がデリケートなところにも使われる。
・開発技術がすすんで、蛍光ランプのように光色が豊富になってきた。
・高出力化もすすんで、HIDランプの代わりでLEDが使われるように。
LEDの分光分布…基本、フタコブラクダ🐫
🟦昼光色→左、短波長側のこぶがおっきい。右のこぶの倍くらいおっきい。
🤍昼白色→左の短波長のこぶがおっきいけど、右のこぶもまぁまぁおっきい。昼光色の右の山は半分だったけど、昼白色の右の山は、3/4はありそう。
🟧電球色→右、長波長側のこぶだけがどどーんとおっきい2山。
青色発光ダイオードがなんちゃらーってニュースで見てたけど、これの開発によってLEDができたんですね❣️
たしかになかなか切れないし、商品も傷まなくて、扱いはいいね!
仕事では楽だけど、個人的には白熱電球とか、昔ながらのあったかーい光色が、ほっこりして好きですね☺️