【色彩検定1級1次】色彩心理〜色の心理的効果〜
■記憶色と色記憶■
記憶色➡︎よく知られた対象物の名称から、一般に思い出される色のこと。
桜の花といえばピンク🌸
バナナといえば黄🍌みたいなね。
色記憶➡︎一つの対象物の、色に対する記憶のこと。
少し前に見たカラーカードの色を思い出す、とかね。
それぞれを深掘りしていきましょ!
🫧記憶色🫧{桜といえばピンク!
・実際よりもその色らしさが強調されて記憶される傾向。
⇨すなわち明度と彩度が高くなる傾向あり。
※ただし対象により異なる😂
・好ましいと思う方向に変化して記憶される事も。
たとえば日本人の肌の色は、記憶色の方が色白だったり。
➡︎写真やテレビなどでは、記憶色も踏まえた色再現や色調補正が行われている。
😶🌫️色記憶😶🌫️{さっき見たマフラーどんな色だっけ
・彩度→元の色より高くなる傾向。
・明度→元の明度により。高明度はより明るく、低明度はより暗く。
・色相→大きな変化は見られない。
※実際の色と色の記憶とのずれは、その色を見た0.5秒後には生じる💦が、その後は時間が経過しても変わらない。
※色相は変わらないので、赤がピンクや橙に変わったりはない。