【色彩検定1級1次】景観色彩〜遠景・中景・近景を踏まえた色彩計画〜
景観色彩は平面ではなく、奥行き感のある空間。
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■遠景・中景・近景とは■
視点場から対象を眺めた時に。
◉遠景→樹木が景観の背景としてひとかたまりに見えるor周辺建物と一体的に背景をつくる距離。
◉中景→樹木一本一本は確認できないが、樹形の違いが認識できるor建物全体が確認できる距離
◉近景→樹木一本一本を確認できるor外装の素材や仕上げが確認できる距離🌟
■遠景・中景・近景を踏まえた、色彩計画における配慮事項■
◉遠景→周辺と協調に配慮!
遠景だと、建物単体ではなく、周囲の建築物や自然環境など全体像を表すシルエットになってるから🏡
明度対比を確認!
◉中景→周囲との連続性に配慮!
周りより高さがある建物なら、高層部と低層部の色彩を分けたり。
周りより横長の建物なら、縦割りで色彩を分けたり、バルコニーだけ分けたり。
周りとのバランスを見ながらスケール感の調整を図る!
◉近景→素材や仕上げの質感に配慮!
歩行者目線だから、全体像はとらえにくいが、材料の質感や素材感がよく見える👀
屋外広告物だとかサインも、過度に目立たせるんじゃなく、街並みを彩る要素として計画する🖋