【色彩検定1級1次】色彩とビジネス〜CMF〜
概念から実体へ!!
製品にするのに、物の表面(サーフェイス)を構成する、
色(color)
素材(material)
仕上げ(finish)
の3要素を考慮することを、CMFという😊
・色や艶、テクスチャーによって満足感をもってもらう仕立て!
・コスパも大事👛
・色彩だけでなく、1つの製品をまとめるプロセスの一つ!
・制作のプロセスの初めから、その製品の意図の理解が必要🧐プロセスが進むにつれ、カラーコーディネーションを進めてく!
■商品企画におけるCMF■
・消費者の感性的志向を、把握しておく!
⇨高性能な新作も、CMFによって消費者の受け取る印象が変わる!製品の魅力アップにも繋がる!
・CMFは、感性的な品質なのだ!
⇨「実用品なのに素材がおしゃれ」「使えれば十分」などの評価をするのに、表面のデザインから受け取る物が多い!
・CMFデザインのキーワードがほしい!
⇨マトリクスという表に、直感的に自由に書いてもらって、参考にする!✒️
※マトリクス…縦軸が評価の基準、横軸が色彩感だとか素材感だとか。
■CMFでのカラーバリエーションの検討■
その1つの色だけじゃなく、ラインナップとしてのCMFを考える必要がある🤔
方法❶核となるCMFデザインを計画して、それをベースに展開!
⇨バリエーションに一体感がうまれ、消費者にもわかりやすい🙆
例)ぶれない軸としての「黒」の、キヤノンの一眼レフ📷
方法❷個々の素材の特徴に合わせる!
⇨素材の特徴は固有のもので、色を変えたくらいじゃイメージは簡単に変えられない。ので重要!
例)車のシートがいろんな素材で選べる、日産の車🚗
方法❸商品の魅力を作り出す技術を打ち出す!製品の美しさを実現した技術をストーリー化して、その良さを訴求(*'▽'*)
⇨たとえば伝統に裏打ちされた技術。革新的な技術。
⇨同じ色でも、着色へのこだわりや技術を訴求するのも、商品価値が高まる🙆
例)歴史やデザイナーのこだわりをストーリー化して魅力を打ち出した、リコーのカメラ📸(❶と同じ黒のカメラだけど、素材感などであたたかみを感じる気がする😊)
■制作におけるCMF(コトからモノの制作)■
◉意図した魅力を正しく再現する!
⇨素材に落とし込まれた色材は、[色や艶、テクスチャーなどの要素]×[素材のもつ硬さ感や温度感などの性質]を組み合わせて1つにまとめられて、消費者にお届けされる👪
⇨なので落とし込みの時に、意図した通りに魅力を作る事が大事!
◉色彩の品質を保つ客観性!
課題がふたつある〜(ちいかわ?笑
・課題⑴光環境がバラバラで、開発側と生産側のコミュニケーションがスムーズにいかないよう。。
⇨まず客観的に評価できる環境を整える!
⇨光環境が統一されると🙆
⇨工業製品:標準光源D65に近似した常用光源D65。
⇨印刷業界:常用光源D50。
⇨自然光を用いるのも👌
・課題⑵色票だといいのに、素材になるとなんか違っちゃう。。
⇨色艶絞マスターを使う!
⇨いろんな色票と色材で再現されたもの。なるほどこの色をこの素材にのせると、こういう色になるのね!が一目でわかる。
⇨色艶絞マスターから色ずれを考え、協議していく😁
◉コンセンサスの獲得!
簡単に言うと、「いいね、これでいこうよ。と言ってもらおう!」って感じ?笑
色彩を語るのに一般的には曖昧なものも多い。。
コミュニケーションを取り合って齟齬がないようにするのもそうだし、
感覚的なところも大きいから、依頼通りに作っても同意してもらえなかったり(T . T)
ビジネスにおいてはコミュニケーションも超大事!🙆