【色彩検定1級1次】色彩とビジネス〜カラーコミュニケーションツールの役割〜
カラーコミュニケーションツール…色情報をやりとりするための道具!
こんな色だよ(口頭)←難しい
こんな色だよ(色見本)←あーこれね!!
色見本の役割は、大きく分けて二つある✌️
【色見本の役割1️⃣色指定ツールとして】
デザイナー「この色でお願いします」👋🟪←カラーチップ!
印刷会社にデータを渡すのに、CMYKで再現できない色を使ってたり…の時に有効!
最近はデジタルデータのみでやり取りする事も多いけど、ディスプレイの光色と印刷物の反射光は根本的に違う発色原理なので…カラーチップが適切🙆
同じインクでも紙の質によって発色も変わるので、そこまてや考えてカラーチップで色指定するのがデザイナーには求められる👩🏼💻
【色見本の役割2️⃣色づくりの参照ツールとして】
先ほどの…
[[デザイナー「この色でお願いします」👋🟪]]
このチップ…
その素材と同じなら問題ないけれど。
例えば作るものが麻素材とする。
そうなると、同じ測色値であっても、印象はかなり変わる。。(T . T)
ものづくりにおいては、特定素材による再現色を、自社の色票(カラーマスター)として蓄積していくのが大事!
■色見本の種類3つと、+α■
🖨印刷色用 色見本
➡︎「DICカラーガイド」(アプリもある)
➡︎「PANTONE MATCHING SYSTEM」
👗染色用 色見本
➡︎「PANTONE FASHION,HOME+INTERIORS」
紙、コットン、ポリエステルの色見本がある!
布と紙だと、色の印象が変わっちゃうから。
👷♂️塗装用 色見本
➡︎「塗料用標準色」(マンセル値と対応)
➡︎「オートペイントカラーズ」(自動車補修用塗料)
建築業界やインテリア業界で使われる色見本!
オートペイントカラーズは年一回の発行で🚙自動車の新色が知れたり、メタリックやパールの塗装の見本にも💍!
➡︎「ECA Effect Color Atlas」(メタリックやパールに特化)
➡︎こういう個々の色見本の他、マンセルブックオブカラーのように、等色相断面で、体系的に整理されてるものも。
💐そのほかの色見本
⇨プラスチック素材の色見本や、
⇨「デザイナーのための白の塗装見本」という個性的なものも。
➡︎個性的だけど、素材による色再現◎参考になるっ!
➡︎実際のビジネスではメーカーがサンプル集を持ってる事も多々。そこにふさわしい色がなければ、コストはかかるけども特注で対応するのも🙆